Milt Original Brand INFINITY みるとオリジナルブランドのオカリナ
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- ■ みるとブランド 「INFINITY」インフィニティ 好評発売中! ■
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みるとが最大の信頼を寄せるオカリナ工房「ペコラ」と、世界でもトップレベルといっても過言ではない技術を誇る韓国の「ジン・オカリナ」、そしてみるとの、三者の努力と挑戦と情熱の結晶がこのオカリナです。
「ペコラ」は、自身が長年探求を積み重ねてきた技術を余すことなく提供してくれました。そして「ジン」はもまた、日々のメーカーとしての激務の合間をぬって、幾度となく要望に全力で応え、挑戦を繰り返してくれました。制作の工程では、もちろん、監修という立場から、みるともさまざまな意見を述べさせていただきましたが、それ以上にこの二者が主体となり、妥協することなく探求を重ねてくれた結果が、この「INFINITY」です。ペコラ本来の柔らかく、そして芯のある美しい響きを残しつづ、ジンのまろやかさが加わった、多くの方に愛されるであろう音色を実現することができました。
「INFINITY」とは、日本語で「無限」という意味です。「オカリナの無限の可能性を追求する」という、みるとの活動のテーマに基づきこの名前となりました。どこまでも、留まることなく無限に広がっていってほしい ― そんな願いを込めて、皆様のお手元にお届けしたいと思います。
■ 「INFINITY」に寄せる思い ■
「INFINITY」は、三者のそれぞれの「技」が結集したオカリナです。「ペコラ」の音へのこだわり、「みると」の高度な演奏テクニック、「ジン」の製造技術 ― 個々の能力には限りがありますが、三者が協力し、無限の可能性を秘めたオカリナとなりました。
「INFINITY」で新たなオカリナの世界を見つけてください。
オカリナ工房ペコラ 千村 秀治
■ 「INFINITY」への思い ■
「INFINITY」は「無限」と「持続性」の二つの要素を含んでいると思います。「INFINITY」を通じて、国境も年齢も超越して誰もかもがオカリナの音色に触れることの感動と演奏することの楽しさを感じていただきたい。そして、それが一瞬だけではなくずっと続くことを信じ、またそうあってほしいと願ってや止みません。
ジン・オカリナ 代表取締役/CEO イ・サンジン
■ 「ジン」の生い立ちと「INFINITY」制作との出会い ■
(韓国のジンのご紹介と、イ・サンジン代表取締役からいただいたお言葉です)。
私(イ・サンジン)がはじめてオカリナの音色を聴いたのは、高校生の時でした。心のなかにすっと入り込んできたオカリナの音色に胸を躍らせた時の、あの感覚を今も忘れることができません。あの瞬間から、その時の感動を多くの方がと共有したいという夢ができました。そして心を鼓舞させたあの音を自分の手で作ってみようと思うようになり、今こうしてオカリナの制作に携わっています。
音も知らず、土も知らず、はじめて直面する土から生まれる数々の未知や変化の激しい要素との戦い、制作道具の開発と窯製作の技術に至るまで、数知れぬ悩みと眠れぬ日々・・・
土の作業が特殊であるうえに、後から必ず発生してくる製品ごとの偏り、そして、開発において定型化させることができない様々なデータの問題なども解決しなければなりませんでした。この問題を解決するためにCNC装備まで動員し、さらに正確なデータに基づく制作を目指して努力いたしました。
こうして小さな努力の積み重ねと切なる願いが身を結び、今このようにして世の中の皆様と一緒にオカリナの美しい音色を共有できるようになりました。さらなる夢の実現に向けて、高品質を維持しながらも一度に多くのオカリナを制作できるよう、たゆまぬ努力を続けていきたいと思います。
今では様々なオカリナが存在しますが、韓国のオカリナの特性は、日本の雅楽に相当するといわれている国楽の影響を受けて、豊かな響きとパワフルな音量が基準とされてきました。私(イ・ソンジン)も、その影響を受けてオカリナを制作してまいりました。
そんななかで、みるとさんとのご縁を通じて出会った「INFINITY」(もちろん、当時はまだこの名前は決まっていませんでしたが・・・)は、私にとって大きな驚きと戸惑いでした。
これまで韓国に存在するスタイルとはまったく違っていたからです。
「INFINITY」のスタイルは、なんといいましょうか、繊細ながら落ち着いた趣があり、同時に躍動感にもあふれているという感じがします。
韓国のオカリナとは異なる点を吸収し、新しいオカリナとして誕生させることはとても難しいことでしたが、オカリナ制作者である千村秀春さんとオカリナ奏者みるとさんに大変お世話になり、ここまでたどりつくことができました。
ついに私たちの想いが詰まったオカリナ「INFINITY」の誕生です。たくさんの方々とともに「INFINITY」が織りなすサウンドと感動を共有することができることを嬉しく思います。